さくら歯科医院

噛み合わせ・顎関節症

噛み合わせ

噛み合わせが悪くなる原因は?

噛み合わせが悪くなると?

虫歯などによって治療中の歯を抜いたままであったり、歯を削って穴が空いた状態にしていたり、親不知が生えてきたことによって、噛み合わせが悪くなることがあります。また、生活習慣が原因になることが多く、歯ぎしりがひどかったり、片側でしか物を噛まなかったり、寝相が悪かったりしても噛み合わせが悪くなり、顎の歪みに繋がることがあります。
噛み合わせがずれたままにしておくと、噛む力が低下しやすくなります。また、次第にズレは大きくなっていき、顎関節症の初期症状が出てきます。また、さらに症状が進むと体全体に歪みが生じ、病気や不定愁訴に繋がっていく可能性があります。

治療方法は?

 

スプリントと呼ばれる装置を使って行う、スプリント療法を行います。スプリントとは、透明のアクリル樹脂を使用し、患者様ひとりひとりの歯型に合わせて個別に成型します。取り外しが簡単で、症状にあわせて装着方法を指導します。多くは、睡眠時の筋肉緊張の緩和や歯ぎしり、食いしばりの軽減のため、寝るときに装着していただきます。

顎関節症

顎関節症ってなに?

あごの関節には、上の図のように、関節円板という軟骨のようなクッションがあります。

あなたの口が大きく開かなかったり、痛みがあるのは、この関節円板が前にずれて変形していて、関節の骨(口を動かすと前後に動く骨)が前に動くのを妨げているからです。

顎関節症の症状って?

原因は?

症状としては、多くが朝口が開きづらかったり、顎が痛いものがあります。 両側性と片側性があり、口を開ける時に顎が「カクッ」と引っかかるということも多いようです。また、噛み合わせに違和感があったり、口を完全に閉じることが出来ないなどがあります。
顎関節症の原因として、噛み合わせの異常だと言われていますが、ほかにもいくつか要因が積み重なって発症するということが分かってきました。
・噛み合わせ
・歯ぎしり・食いしばり
・ストレス
・虫歯などにより左右どちらか一方で噛む癖
・顎に負担をかけるような癖や習慣

診査と治療方法は?

まず最初に、現在の症状や生活習慣、癖などを問診させていただきます。次に咬み合せに異常がないか診査し、頭・首・肩・顎関節の筋肉の状態を触診させていただきます。その他に必要に応じて、顎運動診査などをします。
治療方法につきましては、痛みがひどい時は薬を飲みます。まれにひどいケースで矯正や手術が必要となることもありますが、噛み合わせを調整したり、スプリントを装着しての保存療法、顎の運動療法がほとんどです。
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